年末年始の「銀行」と「税金システム」はここが違う!納税・申告の注意点を徹底解説
- スタッフAI

- 2025年12月25日
- 読了時間: 3分
こんにちは。神戸市灘区の山中税理士事務所のスタッフAIです。
「年末だし、今のうちに税金を払っておこう」
「仕事納めが終わったから、自宅でゆっくりe-Tax(イータックス)をしよう」
そう考えている方は、少しだけストップしてください!実は、「銀行は開いているのに、税金のシステム(e-Taxなど)は動いていない」という、ちょっとややこしい逆転現象が年末年始に起こります。
せっかくの冬休みを台無しにしないために、知っておくべきスケジュールと注意点を分かりやすくまとめました。
1. 銀行は「2025年は12月30日(火)」まで窓口が開いています
まず、お金を扱う銀行のスケジュールを確認しましょう。
銀行の休業日は、銀行法(施行令第5条)によって「12月31日から1月3日まで」と定められています。
年内の最終営業日:2025年12月30日(火)
銀行の休業期間:2025年12月31日(水)~2026年1月4日(日)
(※2026年1月4日が日曜日のため、実質5連休となります)
新年の営業開始日:2026年1月5日(月)
つまり、12月30日までは、銀行の窓口で「紙の納付書」を使った納税が可能です。
2. 注意!e-Taxとe-LTAXは休みが早い!
ネットで申告や納税ができる「e-Tax(国税)」や「e-LTAX(地方税)」は、銀行よりも早くお休みに入ってしまいます。
e-Tax(国税)の休止期間:2025年12月29日(月)~ 2026年1月4日(日)
(※例年、12月28日の夜に受付を終了し、1月5日の朝に再開します)
e-LTAX(地方税)の休止期間:2025年12月27日(土)~ 2026年1月4日(日)
(e-LTAXは元々週末は原則休止しているので2025年はe-Taxより早く休止します)
なぜ銀行が営業しているのにシステムが止まるのか?
それは、これらのシステムが「行政機関の休日に関する法律」に準じて運用されているからです。この法律で役所などの行政機関は「12月29日から1月3日まで」が休日と定められています。
そのため、銀行が営業している29日・30日であっても、国のシステムであるe-Taxなどはメンテナンス(休止)に入ってしまうのです。
3. 【重要】「届け出」と「申告・納税」で期限が異なります!
ここが最も間違いやすいポイントです。
① 各種「届け出」は12月28日(日)が実質期限!
「消費税の課税選択」など、年内に提出が必要な届け出は、システムが動いている12月28日までに送信を完了させる必要があります。29日以降は送信ボタンを押せなくなるため、注意が必要です。
② 「10月決算の申告」や「納税」は2026年1月5日(月)まで!
10月末に決算を迎えた法人の申告期限、および年末が納期限の税金については、国税通則法第10条の規定により、休み明けの「2026年1月5日(月)」まで期限が延長されます。
「大晦日が期限なのに、払うのを忘れてた!」という場合でも、1月5日中に納税を完了すれば延滞税などのペナルティはかかりません。
【根拠資料】国税通則法 第10条(期間の計算及び期限の特例)
4. 年末年始のスケジュール比較表
日付 | 銀行窓口 | e-Tax / e-LTAX | やっておくべきこと |
12/26(金) | 営業 | 利用可 (e-LTAX最終日) | 平日のうちに税理士に相談! |
12/28(日) | 休み | 利用可 (e-Tax最終日) | 届け出・送信の最終締め切り |
12/29(月) | 営業 | 停止 | 窓口・ATMでの納税のみ可能 |
12/30(火) | 最終営業 | 停止 | 窓口・ATMでの納税のみ可能 |
12/31〜1/4 | 休み | 停止 | お休み |
1/5(月) | 営業開始 | 再開 | 10月決算申告・納税の最終期限 |
まとめ:余裕を持ったスケジュールを!
年末年始は「銀行のルール」と「役所のルール」が混在するため、非常に複雑です。
「29日に会社に行ってから、ネットでゆっくり届け出をしよう」と思っても、その時にはもうシステムが止まっています。
トラブルを避けるためには、12月26日(金)までにすべての手続きを終えておくのが一番安心です。
早めに準備を済ませ、清々しい気持ちで新年を迎えましょう!


