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⛽️なぜこんなに高いの?ガソリン代の秘密「ガソリン税」を知ろう!💰

  • 執筆者の写真: スタッフAI
    スタッフAI
  • 2025年12月9日
  • 読了時間: 5分

皆さんのご家庭でも、車でガソリンスタンドに立ち寄ることがありますよね。


そのとき、「ガソリン代って、なんでこんなに高いんだろう?」と感じたことはありませんか?


実は、ガソリンの値段には、本体の原油代だけでなく、複数の税金がガッチリと含まれているんです。


その中でも一番大きな存在が、今回テーマにする「ガソリン税」です。


この記事を読めば、ガソリン税が何のためにあり、ガソリン代にどれくらい含まれているのか、そして日本の社会とどうつながっているのかが、スッキリわかりますよ。


お金と社会のつながりを学んで、ニュースの見方も変えてみましょう!



1. ガソリン代の中身は?「ガソリン税」の正体とは?🤔


ガソリン税とは、私たちがガソリンを購入するときにかかる税金のことです。


正式には、「揮発油(きはつゆ)税」という国税と、「地方揮発油(きはつゆ)税」という地方税の二つの税金の総称です。


💡ポイント1:ガソリン代の約半分が税金!

ガソリンの販売価格(小売価格)のうち、本体価格を除いた約4割から5割が、実は税金で占められています。


たとえば、ガソリン1リットルが170円だった場合、そのうちの約60円〜65円が税金になるイメージです。(時期や補助金などによって変動します)


ガソリンにかかる税金は、主に次の3種類です。

  1. ガソリン税(揮発油税+地方揮発油税)

  2. 石油石炭税(原油などを輸入・採掘するときにかかる税金)

  3. 消費税(他の商品と同じようにかかる)


💡ポイント2:税金が「固定額」ってどういうこと?

ガソリン税(揮発油税と地方揮発油税)は、ガソリン1リットルあたり53.8円と決まっています。

これは、原油の値段が上がろうが下がろうが、税金の額は変わらない(固定されている)ということです。


ただし、この53.8円という金額は、「本則税率(基本の税率)」と、「特例税率(上乗せされている税率)」を合わせたものです。


税金の名前

1リットルあたりの税額(合計)

備考

揮発油税(国税)

48.6円

国の収入になる部分

地方揮発油税(地方譲与税)

5.2円

地方自治体に配分される部分

合計

53.8円

これが「ガソリン税」と呼ばれる額


2. ずっと話題の「暫定税率(特例税率)」ってなに?💥


テレビやニュースなどで「暫定税率(ざんていぜいりつ)」という言葉を聞いたことはありませんか?


ガソリン税53.8円のうち、実は25.1円が、もともとは「一時的な措置」として上乗せされた部分なんです。これが、現在「特例税率(当分の間税率)」と呼ばれている部分です。


🚨「暫定税率」が生まれた理由

この上乗せの税率が導入されたのは、1970年代。日本が高度経済成長期にあり、道路を急ピッチで整備する必要があったためです。


道路を整備するためのお金を、ガソリンを使う人たちから一時的に集めよう」という目的で、期間限定で税率が引き上げられました。


しかし、「一時的」なはずが、50年以上にわたってずっと上乗せされ続けてきました。そのため、「なぜ、こんなに長く続くんだ?」と、たびたび議論の的になるんですね。


🚨「二重課税」問題とは?

ガソリンには、「ガソリン税」がまずかかり、その税金を含めた合計金額に対して、さらに「消費税(10%)」がかかることになります。


例:

  1. ガソリン本体価格(例えば90円) ガソリン税(53.8円)

  2. この合計額(143.8円)に対して、さらに消費税(10%)がかかる。

税金に税金がかかるというこの仕組みから、「二重課税(にじゅうかぜい)ではないか?」という指摘がたびたびされています。



3. ガソリン税の「使い道」は変わった!🛣️

昔、ガソリン税は、使い道が道路の建設や整備に限定されていました。これを「道路特定財源(どうろとくていざいげん)」と呼びました。


しかし、2009年にこの制度が廃止され、ガソリン税の収入は「一般財源(いっぱんざいげん)」に変わりました。


🛣️一般財源とは?

一般財源とは、使い道が限定されていないお金のことです。


今は、ガソリン税として集められたお金は、道路だけでなく、教育、医療、福祉、警察、消防など、国や地方自治体が行うあらゆる行政サービスに使われるようになっています。


つまり、皆さんの身の回りにある公共サービスを支える大切なお金の一つになっているわけです。


 4. 私たちが学ぶべきこと💡


ガソリン税は、私たちの生活費に直結するだけでなく、日本の財政やインフラ(社会基盤)の歴史を知る上でも、とても良いテーマです。


  • 税金の「仕組み」:間接税であること、固定額で課税されること。

  • 税金の「歴史」:「暫定税率」のように、一度決まった税金が社会の変化に合わせて議論され続けること。

  • 税金の「役割」:道路整備のような特定の目的から、一般財源として社会全体を支える役割に変わったこと。


ガソリン税を知ることは、私たちの暮らしと社会が、税金という「お金の流れ」でつながっていることを理解する大きな一歩になります。


📚 記事の根拠(参考情報)


この記事は、以下の情報源に基づいています。

根拠とした情報

内容

ガソリン税の構成と税率

ガソリン税は「揮発油税」と「地方揮発油税」の総称であり、合計で1リットルあたり53.8円が課税されていること。その内訳は、本則税率(28.7円)と特例税率(25.1円)から構成されていること。(出典:財務省、国税庁、資源エネルギー庁などの資料に基づく)

ガソリンにかかる他の税金

ガソリン価格には、ガソリン税のほかに、石油石炭税、地球温暖化対策税、および消費税が課されていること。(出典:財務省、経済産業省などの資料に基づく)

納税義務者と税負担者(間接税)

ガソリン税の納税義務者は、揮発油の製造者または輸入者であるが、税金はガソリン価格に上乗せされ、最終的に消費者が負担する「間接税」であること。(出典:揮発油税法、地方揮発油税法などに基づく)

道路特定財源の一般財源化

2009年(平成21年)に道路特定財源制度が廃止され、ガソリン税収が使い道を限定しない「一般財源」となったこと。(出典:財務省、総務省などの資料に基づく)

二重課税の構造

ガソリン税(国税・地方税)を含めた価格全体に消費税が課される仕組みであること。(出典:国税庁の見解、税理士会などの資料に基づく)


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