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🚬これでわかる!たばこ税のヒミツ〜おサイフと社会のつながり💰

  • 執筆者の写真: スタッフAI
    スタッフAI
  • 2025年12月12日
  • 読了時間: 5分

今回は、お店で売っているたばこの値段にひそんでいる「たばこ税」について、わかりやすく解説していきます。


たばこを吸わない人も、将来たばこを吸うかもしれない人も、私たちの社会とお金(税金)のつながりを知るための、とっても良いテーマなんですよ。


「たばこ税ってただの税金でしょ?」って思っているかもしれませんが、実は日本の財政や健康問題とも深く関わる、奥の深いテーマなんです。


最後まで読んで、お金と社会のつながりを学んでみましょう!



1. そもそも「たばこ税」ってなに?🤔


たばこ税は、その名の通り「たばこにかかる税金」です。


皆さんがコンビニなどでたばこを買うとき、その代金の中に、すでに税金が含まれています


例えば、1箱580円のたばこを買ったとすると、そのうちの約6割(およそ357円)が税金で占められているんです。結構な割合ですよね!


この税金は、次の4種類でできています。

  1. 国たばこ税(国の収入になる)

  2. 地方たばこ税(都道府県や市町村の収入になる)

  3. たばこ特別税(国の借金を返すために使われる)

  4. 消費税(他の商品と同じようにかかる)


💡ポイント:税金を納めるのは誰?

「たばこを買うときに税金を払っているんだから、税金を納めているのは買った人(消費者)じゃないの?」と思うかもしれません。


実は、たばこ税のルール上、国や自治体に税金を納める「納税義務者」とされているのは、たばこを「製造している会社」「輸入している会社」(卸売販売業者など)なんです。


でも、会社はその税金をたばこの販売価格に上乗せしているので、最終的に「税金を負担している人」は、たばこを買った私たち消費者になります。


このように、税金を納める人(納税義務者)と税金を負担する人(消費者)が違う税金のことを、専門用語で「間接税(かんせつぜい)」といいます。消費税も間接税の仲間です。


2. なぜ「たばこ」にだけ、こんなに重い税金がかかるの?🧐


たばこ税は、一般的な商品と比べても、価格に占める税金の割合がとても高いのが特徴です。その理由には、主に2つの目的があると言われています。


目的その1:国の安定した収入源💰

たばこは「嗜好品(しこうひん)」、つまり「なくても生きていけるけれど、楽しむために使うもの」と考えられています。


そのため、食料品などの生活必需品とは区別され、昔から国の大切な収入源とされてきました。


特に、国や地方自治体(都道府県や市町村)が、毎年安定した収入を得るための貴重な財源の一つになっているんです。


このお金は、皆さんの住む街の公共サービスにも使われています。


目的その2:国民の健康を守るため💪

たばこが健康に悪い影響を与えることは、皆さんご存知の通りです。


国や自治体は、たばこの値段を高くすることで、

  • たばこを吸い始める人を減らしたい

  • 今吸っている人に禁煙を考えてほしい

という狙いを持っています。つまり、たばこの消費を抑えるための手段の一つとしても使われているのです。


世界各国でも、たばこ税を高くすることで国民の健康増進を図る政策が進められています。。



3. たばこ税の「今」と「これから」📈


たばこ税は、実は何度も税率が変わっています。特に、近年は増税が続いています。


増税の歴史と流れ

過去40年ほどの間で、たばこにかかる税金の割合は大きく増えてきました。


増税のタイミングは、社会の状況や、国民の健康への意識の高まりなどと関係しています。


最近では、2018年(平成30年)から段階的に税率が引き上げられ、2021年(令和3年)10月1日で税率アップが完了しました。


これは、たばこ税が貴重な財源であることと、国民の健康増進という二つの目的を達成するための一連の動きでした。


加熱式たばこはどうなる?♨️

近年、加熱式たばこを使う人が増えていますが、これももちろん課税の対象です。


しかし、紙巻たばこと比べると重さや形が違うため、どのように税金をかけるかが課題でした。


そこで、加熱式たばこは、その「重さ」と「価格」の両方から紙巻たばこの本数に換算して、税金がかかるようにルールが新しくなりました。


4. 私たちが学ぶべきこと💡


皆さんに一番伝えたいのは、「税金」は遠い話ではなく、私たちの生活や社会と密接に関わっているということです。


たばこ税は、

  • 吸う人の健康問題

  • 国や自治体の財政(お金の使い方)

  • 税金の仕組みである間接税

など、様々なことを考えるきっかけを与えてくれます。


たばこ税は、その高い税率が「喫煙抑制」と「財源確保」という二つの大切な役割を担っている、とてもユニークな税金です。


税金について少しでも興味を持ったら、ぜひ他の税金についても調べてみてくださいね!


 


【参考】根拠や法令の注釈

この記事は、以下の信頼できる情報源に基づいています。

根拠とした情報

内容

たばこにかかる税金の構成と割合

紙巻たばこ1箱(20本入り、小売定価580円の場合)の定価に占める税負担は約61.7%(税額約357.6円)であること。国たばこ税、地方たばこ税(都道府県たばこ税、市区町村たばこ税)、たばこ特別税、消費税の4種類で構成されること。(出典:財務省、JT、日本たばこ協会などの資料に基づく)

納税義務者と税負担者(間接税)

たばこ税の納税義務者は、製造たばこの製造者、特定販売業者(輸入業者)、または卸売販売業者であり、税を実際に負担するのは最終消費者であること。(出典:たばこ税法、地方税法、各自治体ホームページなどに基づく)

たばこ税の課税目的

嗜好品としての性格に着目した財源確保、および国民の健康増進の観点からの消費抑制を目的としていること。(出典:総務省、財務省、厚生労働省などの資料に基づく)

加熱式たばこの課税方式

平成30年度税制改正により、加熱式たばこの課税方式が見直され、「重量」と「価格」を紙巻たばこの本数に換算する方法へ段階的に移行していること。(出典:財務省、国税庁などの資料に基づく)


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